お勧めのフードビジネス
 その他のお勧め 

開業を試みる事業家が絶えない理由


日常を一日5食で過ごすフィリピン人は、その尽きることのない食欲を抑える努力をしたり健康を気遣ってダイエットを試みるような人は、5人に一人程度の割合しかいません。歩くことも嫌がる運動嫌いの国民で、健康はサプリや医薬品頼りというのが現実です。そのため世界中の誰もが食べ物を必要としている中で、フィリピンのフードビジネスはとりわけ利益率が高く、健康食品からジャンクフード、ベビーフード、更にはペットフードに至るまでフードビジネス参入にチャレンジするフィリピン人、外国人起業家が絶えない理由になっています。ここでは当社が今後需要がさらに伸びると想定しているフードビジネスを取り上げます。

ソース&スパイス


粉末状のスパイスミックスは、市場において非常に動きの速い消耗品の一つです。多くの料理では、スパイスを様々な組み合わせや量の調整で使用していますが、一般的に購入したスパイスには、挽きたての香りと風味がありません。ソースでもフィリピン人にとってはソースなしで料理を食べることは不可能、と言えるくらいに使用しています。これらスパイス&ソースの需要は家庭レベルだけにとどまってはいません。すぐに混ぜることができ豊かな味に仕上げられるスパイスやソースは、加工食品やレストランなどの業務用食品サービス事業でも広く使用されています。味覚や嗅覚に自信があり料理への探求心が旺盛な人には、マリネ乾燥粉末やクッキングペーストなども含め、挑戦する価値のあるフードビジネスになることでしょう。

ジャム、ゼリー&ピクルス


ジャムの愛好家で、ベリーやリンゴを保存する研究が好きな人ならば、これは大きなビジネスのアイデアになる可能性を秘めています。またピクルスはアジア料理の一部ですが、世界中の人々がピクルスのパレットを開発しています。多種多様なピクルス技術を駆使して、バラエティに富んだピクルスが作られています。野菜だけでなフルーツのピクルスも選択範囲ですので、季節ごとあるいは一年中でも運用できるビジネスです。さらにジャム、ゼリー&ピクルスの製造に必要なインフラストラクチャは極僅かであり、他の食品ビジネスと比較してもハードルが低いフードビジネスです。

ベーグル


ベーグルはパンと比較してカロリーや脂肪分が低くタンパク質は多いことから、健康的な朝食メニューとして世界中で知られているパンの一種です。フィリピン人は朝食~おやつ~昼食~おやつ~夕食(~夜食)というサイクルで食事を摂るので、ベーグルは家庭でも外出先でも彼らの空腹を満たすオプションになります。白ゴマ、ニンニク、芥子の実、刻みタマネギやそれらのミックス、また生地にシナモン、レーズン、リンゴ、ブルーベリー、クランベリー、ライ麦、鶏卵、サワードウなどでカスタマイズされたフレーバーも顧客のお気に入りになるでしょう。水分量が少ないため冷蔵庫でも1カ月程度の保存が出来ることから、ベーグルはカフェやレストラン、スーパーマーケットなどと提携し提供することも可能です。

クラウドキッチン


クラウドキッチンはオンライン注文を受けて,調理配達までを行うビジネスです。実店舗を持たなくても最小限の調理インフラを備えるだけで簡単にセットアップ出来ます。フィリピン人は面倒くさがり屋が多いため、特別な日以外は料理を作ることに時間をかけたくありません。そんな時の彼らの選択はファーストフードなのですが、本当は大して美味しくないファーストフードの食事よりも、ローカライズされた家庭料理を食べたいのです。そういった彼らの悩みの解決策になるのが、オンラインで注文を受けて配達するクラウドキッチンです。これは収益性の高いサブスクリプションベースのビジネスモデルに十分なり得ます。定期的な注文、リピーターを増やすために、バラエティに富んだメニューを提供することです。

海鮮料理教室


フィリピン料理での不満な点は、食材を丸ごと油で揚げてしまうことです。特にフライドフィッシュは手抜き料理の極致です。鮮度が落ちている上に臭みが強い食材の調理法として手っ取り早いのが油で揚げることなのでしょうが、これではとても調理とは言えません。味を損なっている点を挙げれば、それは仕入前の段階からになりますが、鮮度を落とさないための血抜き、食材の無駄のないおろし方(殆どさばかずに丸ごとで店頭に並んでいる)、適切な洗浄、調理法の知識欠如、次々と欠点が思い浮かびます。甲殻類になると気になるのは、先ず臭いこと、次に砂抜きが十分でないこと、まだ活きている食材を目にすることは困難です。フィリピン人はシーフードが大好きですし健康にも良いと信じています。知識や技術をレストランシェフだけのものにせず、海鮮料理が学べる調理学校や料理教室の出現が待たれます。


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